大脳皮質基底核変性症
(CBD)とは?
大脳皮質基底核変性症(CBD)とは?
大脳皮質基底核変性症(CBD)、は10万人に2人程度しかいないと言われている、
日本で7番目に指定された、40歳代から80歳代に発病する事が多い、とても数少ない進行性の脳の神経難病です。
現時点では、有効な治療薬や治療方法は見つかっておりません。
症状としては、パーキンソン症状にプラスして大脳皮質症状が同様に現れる病なので、
硬直、痙縮、ジストニア症状やミオクローヌス、失語、歩行困難、激しい脱力、痛みなどに悩まされます。
特徴的なのは、左右どちらか側から症状が出始めるという事です。
最初は片方の手の動きの悪さを感じます。同じ側の足のすくみ足などの症状があり、運動低下を感じます。
後に同じ症状が反対側にも現れ、言葉が出にくかったり、認知症状なども出るようになります。
進行性核上麻痺(PSP)などは、この病気の後半に出てくる症状に類似しています。
現在は進行を止めることは出来ず、いずれ寝たきりの生活を余儀無くされます。

